Raffaello Savant

どこまでも沈んでいく深い水の底 僕はもうひとりの人格-じぶん-に恋をした 【Introduction】 5年くらい前に名刺用に作ったCDのリミックス+完全版です。 2017年歌い初め用。 【Story】 かつて、誰も愛さぬその男は、神の呪いを受けて、水面に映る自分の姿に魅入られたという。 ある画家の少年は、ある日部屋の黒板に残された、自分のものではない筆跡でその存在に気付く。 自分の中に眠るもうひとつの人格に、彼はやがて恋をする。 水鏡に映る姿、きっとその向こうで、彼女が自分を待っている。 自己愛、嗜虐、性の倒錯。 暗い世界に落ちていく彼は、果たして少女に逢えるのか。 【Character】 ◇少年 少年の人格。 ある日、黒板に書かれた謎のメッセージで、 自分の中にもうひとりの人格が存在することに気付く。 そして彼は、会うこともできない少女の人格に恋をして、 その倒錯的な思考に苦悩することになる。 彼女を少しでも感じられるようにと、女装癖がある。 ◇少女 少女の人格。 面白半分に黒板にラブレターを書くことで、 自分の中のもう一人の人格に恋される。 もともと自身が二重人格だということに気付いていた。 少年の想いから逃れるために他の男との関係に溺れるが…